対応機種のカスタムROM導入をサポート
カスタムROMは、どのAndroid端末にも使える共通イメージではありません。機種とROMの組み合わせを確認し、そのうえでクリーンインストールか更新インストールかを決めます。
最初に、機種専用の対応状況を確認
型番とバリアント、コードネーム、ベースとなるファームウェア、vendor、モデム、リカバリー、ROMバージョンを確認します。同じ商品名でも、地域や通信事業者向けのモデルには使えない場合があります。
現在のメンテナーの手順があるか、既知の不具合は何か、必要な前提バージョンは何かを調べます。名前を知っているROMだから安全、という判断はしません。
- 対象コードネームと対応ビルド
- 必要なファームウェア・vendor・modem・リカバリー
- クリーンインストールが必要か、データを保持する更新が認められているか
- GAppsを入れるか、Googleサービスを使わない構成にするか
- データのバックアップ、暗号化、純正OSへ戻す手順
クリーンインストールと更新インストール
| 選択肢 | 意味と注意点 |
|---|---|
| クリーンインストール | 必要なユーザーデータ領域を初期化して導入します。異なるROMへの移行で一般的です |
| データ保持の更新(dirty flash) | そのROMが明示的に対応する更新経路でのみ使います。初期化を避ける万能策ではありません |
| GApps | ROMとAndroidバージョンに合ったGoogleアプリパッケージが必要です |
| Googleを使わない構成 | プライバシー面の選択肢になりますが、通知、決済、アプリ互換性が変わります |
すべての機能が純正と同じとは限りません
銀行アプリ、DRMや動画の画質、VoLTE、Wi-Fi通話、カメラ処理、指紋認証、暗号化、バッテリー持ちは機種とROMで変わります。インストールサービスだけで、これらすべてを保証することはできません。
GrapheneOSは、公式に対応するPixel端末のみを対象に検討します。 他機種への非公式移植を、同じセキュリティモデルとして扱いません。
純正OSへ戻す方法も先に確認
書き込み前に、純正ファームウェア、ブートローダー再ロックの条件、暗号化の状態、起動しない場合の復旧方法を用意します。純正OSへ戻せても、改変履歴が消えるとは限りません。
ROMを選ぶ前に、端末情報をお知らせください
型番・コードネーム、地域、現在のビルド、希望するROMを送ってください。初期化前に、前提条件と失う可能性のある機能を整理します。