DRVCAM操作ガイド:設定・各画面・全操作
スクリーンショット付きのDRVCAM完全ガイドです。インストールと設定、アプリの選択、メディアの追加、プリセットとフローティングコントローラー、すべての設定、任意の音声機能、不具合の対処法を解説します。
目次
- 始める前に必要なもの
- 第1部:導入と設定
- 適切なファイルを入手する
- DRVCAMを開きroot権限を許可する
- Try Freeまたはログイン
- 動作環境を確認する
- 第2部:Home画面
- 第3部:アプリとメディアの選択
- 対象アプリを選ぶ
- Libraryにメディアを追加する
- ネットワーク配信を追加する
- 画角を調整する
- Mainとプリセット
- 第4部:映像を送る
- 有効にして試す
- HomeのQuick Controls
- 有効にする
- すべてのボタン
- 効果を確認する
- 第5部:各設定の説明
- General
- Diagnostics
- Preferences
- Compatibility Evidence
- 第6部:任意の音声ソース
- Rootに"not granted"と表示される
- モジュールが無効と表示される
- 実カメラの映像のまま変わらない
- フローティングボタンが反応しない
- 最初の映像が空白または緑色になる
- 通話の映像が反転・回転している
- 端末標準のカメラアプリで動かない
- 写真を撮影できない
- DRVCAMの更新
- 問い合わせ先
DRVCAMの完全ガイドです。root化したAndroidスマホで使い始める方法と、すべての画面、スイッチ、ボタンの役割を説明します。スクリーンショットはすべて、現行ビルドのDRVCAM 0.9.8-alphaを実機で撮影したものです。最初から読むことも、目次から必要な部分に進むこともできます。
始める前に必要なもの
| 要件 | 詳細 |
|---|---|
| スマホ | root化したAndroid 9以降の端末です。1つのDRVCAMビルドでAndroid 9以降に対応します。 |
| root管理アプリ | Magisk、KernelSU、APatchのいずれかで、rootが有効と表示されていること。 |
| Zygisk | Magiskで有効にするか、KernelSUやAPatchでZygiskモジュールを使います。 |
| Xposedフレームワーク | 現行のLSPosed系フレームワーク(VectorまたはLSPosed)が、再起動後に有効になっていること。 |
| 映像ソース | スマホに保存した写真かMP4動画です。動画には有料プランが必要で、無料版は画像を使います。 |
root化が初めてなら、root化ガイドから始めるか、リモートroot化サービスをご利用ください。root化とフレームワークの設定手順はroot化したAndroidにDRVCAMをインストールする方法で説明しています。このマニュアルは、その準備が済んだ段階から始まります。
第1部:導入と設定
適切なファイルを入手する
DRVCAMページのダウンロード画面を開き、実機のスマホやタブレットにはPhone、PC上のAndroidエミュレーターにはEmulatorを選びます。どちらもAndroid 9以降に対応します。VectorまたはLSPosedのモジュールストアでDRVCAMを検索してインストールすることもできます。
DRVCAMを開きroot権限を許可する
DRVCAMを初めて開くと、root管理アプリがrootアクセスを許可するか確認します。すぐにGrantをタップしてください。数秒で自動的に拒否するroot管理アプリもあります。その場合はroot管理アプリを開き、スーパーユーザー一覧でDRVCAMを許可してから戻ってください。
Try Freeまたはログイン
最初の画面でTry Free(アカウントも支払いも不要)を選ぶか、DRVCAMアカウントでログインします。
| 無料版 | 有料プラン | |
|---|---|---|
| ソース | 画像 | 画像と動画 |
| 同時使用アプリ | 1つ | 複数 |
| フローティングコントローラー | いいえ | はい |
| Camera Source切替 | いいえ | はい |
有料プランの違いは対象の端末数だけで、すべての有料プランですべての機能が使えます。料金をご確認ください。一度ログインすれば、利用権が有効な端末ではオフラインでも開けます。ログインとプランの更新にはインターネット接続が必要です。アカウント画面(各画面の右上にある丸いボタン)にはプランと有効期限、Refresh subscriptionとSign outが表示されます。
動作環境を確認する
Settings → Diagnostics → Check Environment → Runに進みます。各項目が使用可能かを示すシートが開きます。

- Root Access: Readyは、DRVCAMがコマンドを送れる状態を示します。
- DRVCAM Module: Activeは、Xposedフレームワークがモジュールを読み込んだことを示します。
- Overlay Permission: Grantedが必要なのは、フローティングコントローラーを使う場合だけです。
- Selected App Scopesには、Homeで選んだアプリの数が表示されます。
緑色でない項目があれば、不具合の対処法に進んでください。
第2部:Home画面
Homeですべてを開始・停止します。上から順に説明します。

| 項目 | 役割 |
|---|---|
| Live Source | アプリに送る映像をリアルタイムで確認でき、解像度とフレームレートも表示されます。VIRTUALはメディアの送信中を示し、実カメラの使用中はPHYSICALに変わります。 |
| Floating Controller | 画面上の操作バブルを表示するスイッチです(第4部参照)。 |
| Target App | ソースを送るアプリです。Moreをタップして選びます。 |
| Media Source | カメラ映像に使用中のファイル(Mainソース)です。ImportでLibraryを開きます。 |
| Quick Controls | Rotate、Mirror、Camera Source、Loopです。上には現在の画角の概要が表示されます。 |
| Enable / Disable | 選択したすべてのアプリで置き換えを開始・停止します。 |
| Prepare Target | 選択したアプリを準備しますが、置き換えは開始しません。アプリ内でカメラを開くか再起動すると有効になります。 |
| ステータスバー | Root、Module、Overlay、Micの状態をまとめて確認できます。 |
第3部:アプリとメディアの選択
対象アプリを選ぶ
HomeのTarget Appの下でMoreをタップします。DRVCAMが端末内で見つけた、カメラを使えるアプリが一覧になります。名前で検索し、使いたいアプリにチェックを入れてDoneをタップします。下のカウンターで選択数を確認できます。

Libraryにメディアを追加する
Libraryを開きます。Mediaタブには取り込んだものがすべて入っています。

- Import MP4で動画を1本以上追加します。有料プラン専用です。
- Import imageで写真を1枚以上追加します。無料を含むすべてのプランで使えます。
- Import streamで、
rtsp://アドレスからライブのネットワーク配信を追加します。有料プラン専用です。
取り込みはLibraryへの追加だけなので、意図せず映像が切り替わることはありません。カメラ映像に使うには、そのカードのUse sourceをタップします(使用中のカードにはSelectedと表示されます)。ごみ箱をタップするとファイルを削除できます。
ネットワーク配信を追加する
Import streamをタップし、配信サーバーやカメラのアドレスを貼り付けてAddをタップします。ユーザー名とパスワードが必要なら、アドレスに含めてください。アドレスは端末内に保存されます。

画角を調整する
ファイルの切り抜きアイコンをタップしてFrame video(またはFrame image)を開きます。映像の収め方をOriginal、Camera frame、固定比率(1:1、4:3、3:4、16:9、9:16)から選び、Apply framingをタップします。元のファイルは一切変更されません。

Mainとプリセット
Presetsタブには、Main Media(初期設定で、現在のカメラ映像)、Preset 1、Preset 2の3つの設定を保存できます。フローティングコントローラーでワンタップで切り替えるシーンと考えるとわかりやすいでしょう。


プリセットでは次を設定できます。
- Default video or image:プリセットで表示するファイルです。
- Playing:再生を始めるか、一時停止のままにするかを設定します。
- Loop or Once:繰り返すか、1回だけ再生するかを設定します。
- Playback speed:0.5×、1×、1.25×、1.5×、2×です。
- Zoomと、位置を調整するHorizontal、Verticalのスライダーです。
- Rotation(0°、90°、180°、270°)とMirror horizontallyです。

- Trim start / Trim end:動画の一部だけを再生します。最後まで再生する場合は終了欄を空にします。
- Playlist:このファイルの後に順番に再生する追加ファイルです。
- Save complete presetですべて保存します。Not configuredと表示されるプリセットは、保存するまで空のままです。
第4部:映像を送る
有効にして試す
- Libraryで、使うファイルがSelectedになっていることを確認します。
- Homeで正しいアプリにチェックが入っていることを確認します。
- Enableをタップします。DRVCAMが選択したアプリを準備し、その間ボタンが一時的にグレーになります。
- アプリを開き、カメラを起動します。自分のメディアが表示されるはずです。

いつでもDisableをタップすれば、選択したすべてのアプリで停止します。Settings → Disable all DRVCAM scopesでは、設定済みのすべてのアプリで置き換えを停止します。
HomeのQuick Controls
- Rotateで映像を90°ずつ回転します(0°、90°、180°、270°)。
- Mirrorで映像を左右反転します。
- Camera Sourceで仮想メディアと端末の実カメラを切り替えます。メディアとアプリの設定は維持されます。メディアに戻す際にカメラを再起動するアプリもあります。
- Loopで繰り返しを切り替えます。
フローティングコントローラー
フローティングコントローラーでは、DRVCAMに戻らず、使用中のアプリの上から映像を操作できます。有料プランに含まれます。
有効にする
HomeでFloating Controllerを有効にします。初回はAndroidからDisplay over other appsの許可を求められるので許可してください。ステータスバーがOverlay: Runningになります。

有効化したアプリを開くと、小さな丸いDRVCAMバブルが上に表示されます。好きな位置へドラッグし、タップすると操作パネルが開きます。


パネルの–ボタンでバブルに戻り、✕で閉じます。
すべてのボタン
| ボタン | 役割 |
|---|---|
| Pause / Play | 現在のフレームで映像を止めるか、再生を再開します。 |
| Up, Down, Left, Right | 映像を少しずつ動かします。ボタンを長押しすると動き続け、長く押すほど滑らかに速く動きます。 |
| Speed | 0.5×、1×、1.25×、1.5×、2×の順に切り替わります。 |
| Preset 1 / Preset 2 | 保存済みのプリセットから、ファイル、速度、ズーム、回転、左右反転を読み込みます。まだ保存していないプリセットでは何も起こりません。 |
| Reset | ズーム、位置、回転、左右反転を標準状態に戻します。 |
| Seek | 動画を5秒巻き戻します。 |
| Restart | 動画を最初から再生し直します。 |
| Zoom In / Zoom Out | ズームを少しずつ拡大・縮小します。 |
| Rotate | 映像を90°ずつ回転します。 |
| Mirror | 映像を左右反転します。 |
| Camera | 仮想メディアと実カメラを切り替えます。 |
効果を確認する



Cameraを押すと端末の実カメラに切り替わり、もう一度押すとメディアに戻ります。

第5部:各設定の説明


General
- Keep AliveはDRVCAMの軽量な中核部分を待機させ、すばやく開けるようにします。
- Start on Bootは端末の再起動後にKeep Aliveを復元します。
- Advance Root Hiding(初期設定で有効)は、DRVCAMを有効にしたアプリからrootおよびXposedまたはVectorの痕跡を隠します。
Diagnostics
- Check Environment:第1部で説明した準備状況の確認シートです。
- Module Status、Overlay Permission、Virtual Camera:現在の状態を手短に表示します。
- Compatibility Evidence:アプリごとの検証内容です(次で説明します)。
- Selected-App Diagnostics → Read:選択したアプリの状態を表示します。サポートへの問い合わせ時に役立ちます。
- Recheck Module & Scopes → Run:モジュールと選択したアプリを一通り確認します。
- Refresh Registration → Run:フレームワークにDRVCAMを再登録します。
Preferences
- Language:DRVCAMの表示言語です。システムの既定言語か、対応する言語から選びます。
- Audio source:次の節を参照してください。
- Disable all DRVCAM scopes:設定済みのすべてのアプリで置き換えを停止します。
- About Us:チームの紹介と公式リンクです。
Compatibility Evidence
Settings → Compatibility Evidence → Openを開くと、DRVCAMが端末で見つけたカメラアプリが、それぞれのラベルとともに表示されます。

| ラベル | 意味 |
|---|---|
| Output verified | このアプリのバージョン、端末、Androidビルドという組み合わせで、実際に保存または送信される映像を確認しました。 |
| Preview verified | 画面上のプレビューは確認済みです。保存・送信される出力は未確認です。 |
| Experimental | 一部動作、または一部のみ確認済みです。 |
| Unsupported | 現時点では動作しないことがわかっています。 |
| Not tested | この正確な組み合わせでの結果は記録されていません。動く可能性はあるので、ご自身で試してください。 |
ラベルが示すのは特定の組み合わせだけです。アプリのバージョン、端末、Androidビルドが変われば個別の検証が必要です。アプリの新版では挙動が変わることもあるので、その動作を当てにする前に、必ず短いテストをしてください。
第6部:任意の音声ソース
既定では、DRVCAMは実際のマイクを変更しません。Settings → Preferences → Audio sourceで次から選べます。

- Microphone(既定):実際のマイクだけを使います。
- Video audio:動画ソースの再生中、アプリにはマイクの代わりに動画の音声が送られます。
- Mic + video:両方の音声を混ぜてアプリに送ります。
不具合の対処法
Rootに"not granted"と表示される
root管理アプリを開き、スーパーユーザー一覧でDRVCAMを許可します。DRVCAMに戻ってCheck Environmentを再実行してください。
モジュールが無効と表示される
Xposedフレームワークが自身の管理アプリで有効になっているか確認し、Settings → Recheck Module & Scopes → Runを使います。フレームワークのインストール後は再起動が必要です。
実カメラの映像のまま変わらない
アプリを完全に閉じて開き直します。HomeのCamera SourceがVirtualで、Target Appでそのアプリが選択されていることも確認してください。
フローティングボタンが反応しない
画面上のアプリでDRVCAMが有効でない場合(Enableをタップする前から開いていた場合など)、現在はパネルにアプリを閉じて開き直すよう表示されます。その後、ボタンをもう一度試してください。
最初の映像が空白または緑色になる
アプリ内でカメラを閉じて開き直してください。まれに起こる現象です。
通話の映像が反転・回転している
前面カメラの映像を左右反転または回転させるアプリもあります。相手側で正しく見えるまで、パネルのMirrorまたはRotateを使ってください。
端末標準のカメラアプリで動かない
端末標準のカメラアプリの中には、DRVCAMがまだ対応していない特殊なカメラモードを使うものがあります。まず別のカメラアプリ(たとえばオープンソースのもの)を試してください。
写真を撮影できない
DRVCAMの動作中は、カメラアプリ内での写真撮影に失敗する場合があります。ライブプレビューと動画撮影は動作します。
DRVCAMの更新
ダウンロード画面から最新版をインストールするか、VectorまたはLSPosedのモジュールストアで更新します。メディア、プリセット、アカウントは保持されます。更新後は、DRVCAMと使うアプリを再起動してください。インストール済みのバージョンはSettings → Check Environment → App versionで確認できます。
問い合わせ先
解決しない場合はSettings → Selected-App Diagnostics → Readを開き、お問い合わせページ、Telegram、WhatsAppのいずれかからご連絡ください。アプリ名、端末の機種、Androidバージョン、表示されている内容をお知らせください。
DRVCAMはあくまでツールです。使い方の責任はすべて利用者にあり、DroidRooterは違法な使用について一切責任を負いません。
よくある質問
どのDRVCAMファイルが必要ですか?
実機のスマホやタブレットにはPhoneビルド、PC上のAndroidエミュレーターにはEmulatorビルドを使います。どちらもAndroid 9以降に対応します。
rootは必要ですか?
はい。DRVCAMには、Magisk、KernelSU、APatchのいずれかでroot化した端末と、Zygisk、VectorやLSPosedなどのLSPosed系Xposedフレームワークが必要です。
無料版で何が使えますか?
Try Freeでは、画像ソースを同時に1つのアプリで使えます。アカウントも支払いも不要です。動画、複数アプリ、フローティングコントローラー、Camera Sourceの切り替えは有料プランに含まれます。
操作ボタンが反応しないのはなぜですか?
画面上のアプリでDRVCAMがまだ有効になっていない可能性があります。アプリを完全に閉じて開き直し、ボタンを試してください。
動画の音声を使えますか?
はい、任意で使えます。標準の方法でマイクを利用するアプリでは、Settings → Preferences → Audio sourceで、マイクを動画の音声に置き換えるか、両方を混ぜられます。既定はマイクです。
Compatibility Evidenceの各ラベルは何を示しますか?
特定のアプリバージョン、端末、Androidビルドで実際に検証した内容を示します。Output verified(保存・送信される映像を確認済み)からNot testedまであります。
DRVCAMを更新するには?
droidrooter.comから最新版をインストールするか、VectorまたはLSPosedのモジュールストアで更新します。メディア、プリセット、アカウントは保持されます。